茨木オランダ屋書店の日記

平戸オランダ商館の日記があります。確か岩波書店刊。

まったくパクった訳です。

来年は日蘭関係四百年だそうです。

オランダ屋も何か便乗しようかと思っています。便乗値上げはしませんが。

私事ですが、確か私の五代か六代前の人が、長崎の出島に勤めていたようです。
私の父は西村と言う家から来た養子でして、その西村の過去帳によりますと西村盛八が文化八年(1814年)に死んでおります。
その後を西村茂八郎が継いだことが出島万記帳という本に書いてありました。

確かシーボルトは文政年間に来日していますので、茂八郎の時です。
オランダ内通嗣というものだそうですが、現在調査中です。

そういう訳もあり、又すぐ横に長崎屋というスーパーがありましたので20年前にオランダ屋という屋号にした訳です。
そして古書専門の店にシーボルト大先生の名前を拝借しました。

司馬遼太郎さんのオランダ紀行を読むまでもなく、オランダまたはオランダ人には興味深いものがあります。
逆境にもしたたかに生きていくパワーを感じます。

地図を見ていましたらチューリップと風車の国にスケベニンゲンという海水浴場で有名な町がありました……。

客が誰もオランダ屋書店と言われないように、また不況の荒波に堤防を築くようにしていろいろとやっています。

今日は日記ではなくまた宣伝になりました。

11年10月3日

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